2024年募集要項
2024年3月
日本心臓リハビリテーション学会
理事長 牧田茂
心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会 木庭新治
心臓リハビリテーション研修制度部会 長山雅俊
心臓リハビリテーション研修制度について -応募のお知らせ-
弥生の候、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は日本心臓リハビリテーション学会に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
中止とさせていただいておりました心臓リハビリテーション研修制度の実施を行います。
現在の心臓リハビリテーション(心リハ)指導士資格取得のための条件は
1) 学会加入2年以上(心リハ学会の会員歴が指導士受験応募開始時(2025年4月)の直近2年以上継続して会員になっていること。)
2) 職種:医師、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、管理栄養士、薬剤師、公認倫理師、臨床心理士、臨床工学技士、健康運動指導士 の11職種
3) 心リハ経験1年以上
4) 毎年行われる指導士講習会の出席(一部免除あり)とその後に行われる試験合格
以上です。
この中で3)の心リハ経験1年以上という条件のために、心リハを行っていない施設での指導士資格取得が困難でした。そこで心リハに関して規定のプログラムに従い一定時間研修を行った方に対して、学会から心リハ指導士受験資格を与えようとするのが本研修制度の目的です。
■申し込み期間: |
2024年4月15日9:00 amから2024年4月25日17:00 pmまで。(メールでの受付) 受け入れ可能人数は制限があるため、心リハ実地経験がない方を優先し、枠に余裕がある場合は抽選で配当します。抽選結果、抽選基準のお問い合わせはお控えください。 |
■マッチング期間: | ※配当結果は5月下旬までにメールでお知らせします。 |
■研修開始予定: |
2024年6月17日から2025年3月28日 |
■募集定員: | 約95名 |
■応募資格: |
1)心リハ学会会員で心リハ指導士資格取得を希望しているが、心リハの経験がないために受験条件を満たせない方 2)心リハ学会の会員歴が指導士受験応募開始時(2025年4月)の直近2年以上継続して会員になっていること。すなわち、入会日が2023年4月以前であることが必要です。 ※配当された方のみにURLをお知らせします。 注)単に心リハに関する知識獲得や施設見学等の理由では応募できません。 |
■研修場所: | 受け入れ可能施設(希望研修時期と研修施設を第2希望まで記載可)研修条件一覧表と施設研修プログラムを参照して決めること。 |
■研修期間: | 2024年6月17日から2025年3月28日までの間にすべての研修を完了すること。 |
■申請書類: | 心臓リハビリテーション研修申請書ならびに所属長の推薦状 |
■申し込み方法: |
所定の心臓リハビリテーション研修申請書に必ずワープロの文字で必要事項を入力し推薦状と共に学会事務局にメール(jacr-gakkai@umin.ac.jp)添付で送付する。推薦状は捺印したものをPDFに加工し添付する。件名は「指導士研修申請書」とし、本文に①氏名②所属を書き添える。書類を本学会で審査し研修者を決定し本人宛に通知する。 研修希望者と研修先のマッチングは研修制度部会が行う。研修希望者はマッチングに際して直接研修先に問い合わせて交渉してはならない。研修制度部会長が研修希望と研修先の条件を勘案して配当(マッチング)する。研修先が決まった研修決定者には、速やかにメールで連絡するので(必ずメールアドレスを間違えずに記入し、かつ受け取れるようにしてください)そのあと当該研修施設の研修教育責任者にご自身が直接メールで連絡し、研修日ならびに研修方法についての詳細を相談してください。 |
■マッチングに際しての注意: |
今年度も制限が多くございます。ご希望に沿うことができない場合や、研修施設の事情により、中止となる場合もございます。予めご了承願います。 同一施設から複数名の応募は人数調整をいたします。 |
■研修時間: |
40時間 規定のプログラム(見学・実習中心)にしたがって研修を行うが、職種や実務経験によってプログラム内容を変更することがあります。 |
■研修カリキュラム: | ホームページで確認 |
■研修での注意: |
実践的な見学・実習を中心として行うので、必ず事前に「心臓リハビリテーション必携」や参考書等を読んで循環器学や心臓リハビリテーションに関する基本的知識を獲得しておくこと 感染状況により中止になる可能性があります。 各施設の感染対策に従ってください。 研修中に知識獲得を前提とした講義は行わない。しかし研修者の知識を確認する目的で最初に理解度チェックを行うことがあります。その他研修開始に当たって研修先に誓約書を提出しなければならない場合や検診結果を提出しなくてはならない場合があるので研修教育責任者の説明をよく聞いておくこと。 研修病院の規程に沿い真摯な研修態度でのぞむこと。研修態度に問題がある場合は、研修途中であっても研修教育責任者の判断で研修を打ち切ることがある。5日間の研修に参加しても研修状況が不十分であった場合、研修制度部会の審議で受験資格認定証を発行しない場合がる。事前に心臓リハビリテーション必携を熟読しておくこと。 |
■テキスト: | ・日本心臓リハビリテーション学会編 心臓リハビリテーション必携 |
■参考書: | ・心臓リハビリテーション 昨日・今日・明日 最新医学社 ・狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション 改訂第4版 南江堂 ・心臓リハビリテーション 現場で役立つTips、知っておくべきTips 中山書店 ・循環器疾患のリハビリテーション 理学療法MOOK 三輪書店 ・循環器臨床サピア 心臓リハビリテーション実践マニュアル 中山書店 ・眼で見る実践心臓リハビリテーション 中外医学社 ・CPX・運動療法ハンドブック ー心臓リハビリテーションのリアルワールドー 中外医学社 |
■研修終了条件: |
規定の40時間の研修を終えて、10症例の症例報告を完了したことをもって終了とする。 |
■宿泊・食事等: | 参加者の自己負担とする。 |
■研修費用: |
3万円(不課税) ※研修が決定したのちに事務局から請求書をメール添付で送付しますので期日内に振込してください。 |
■受験資格認定証: |
研修教育責任者が研修終了に際して研修報告書を本学会に提出し、審査の上問題ないと判断された場合、本学会より心リハ指導士の受験資格認定証が発行され学会事務局から送付する。 |
■指導士受験 |
この受験資格認定証は心リハ指導士の受験資格を得るためのものであり、心リハ指導士資格を証明するものではない。この認定証のコピー提出により2025年心リハ指導士認定試験から受験することが可能です。認定証原本はなくさないように各自保管しておくこと。また第26回(2025年度)の指導士受験の応募締め切りまで日が迫っているので注意して準備してください。 第26回の受験に不合格になった場合は、翌年の受験(2回目)は申請のみで可能である。2回目の受験で不合格になった場合、3回目の受験に際して症例報告の再提出が必要となるため、この時期までに心リハ経験が全くない場合は、再度研修を行う必要があります。 |
日本心臓リハビリテーション学会の認定する心リハ指導士の研修は、心リハ指導士試験に合格し、指導士の資格取得をもって研修が終了したものとする。 |
【問い合わせ先】
日本心臓リハビリテーション学会事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-23-1-260
TEL:03-6300-7977 E-mail:jacr-gakkai@umin.ac.jp
※お問い合わせは、Eメールでお願いいたします。
注意)研修申請書、推薦状、症例報告は、各自ワープロの文字で打ち込むこと