心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会

■第23回日本心臓リハビリテーション学会認定・心臓リハビリテーション指導士講習会および認定試験は、2022年8月7（日）にTFTホールにて行われました。

受験応募者は863名で、会員期間2年未満等により受験資格を満たさない応募者、症例記載不適切、会費未納、募集要項に沿っていない、辞退などを除いた723名を受験許可とし666名が受験しました。

自験例報告書は、様々な心臓リハビリテーションを実践してきたことを証明する必要があるため、急性期のみの報告書、維持期のみの報告書、科学的でない運動療法や食事指導などを実施していない報告書等は不合格といたしました。

受験者の職種の内訳は、医師152名、看護師54名、理学療法士403名、臨床検査技師3名、管理栄養士3名、薬剤師1名、作業療法士40名、健康運動指導士10名、でした。

筆記試験は、50問／60分の設問に対し、五者択一、一部2問選択のマークシート方式で行いました。得点分布は平均点68.1±11.1点(mean±SD)（分布34点～94点）、合格率は78.7％で、今回の受験合格者は524名となりました。

■職種別合格率

合格された受験者の皆様、おめでとうございます。これはゴールではなくスタートです。これから、さらに経験と研鑽を積み、患者さんの症状を和らげ、予後を改善させられるようになってこそ真の指導士です。心臓リハビリテーションの持つ良い点を広めることも皆様の役目です。共に頑張りましょう。認定証は9月以降送付予定ですのでお待ちください。認定期間は2022年9月1日～2027年8月31日です。資格維持のためには会員を継続することと、5年間に50単位の更新単位を取得することが必要です。オンライン開催の場合と現地開催の場合はそれぞれ申請方法が違いますのでご注意ください。後日の対応はできませんのでご留意下さい。また連絡先や所属が変更になった場合は、すみやかに事務局へご連絡ください。更新のお知らせ等の重要な情報が届かなくなる可能性があります。