心臓リハビリテーション指導士
認定医・上級指導士  jacrreha

研修制度について

1)心リハ研修制度とは?

現在の心臓リハビリテーション(心リハ)指導士資格取得のための条件は

  1. 受験申込時の直近2年以上連続して、会員歴があること
  2. 職種:医師、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、管理栄養士、薬剤師、臨床心理士、公認心理師、臨床工学技士、健康運動指導士 の11職種の資格証明証(コピー)
  3. 心リハ経験1年以上、または心臓リハビリ研修制度により受験資格認定証の交付
  4. 毎年行われる指導士講習会の出席(一部免除あり)とその後に行われる試験合格

 

以上です。

この中で3.の心リハ経験1年以上という条件のために、心リハを行っていない施設での指導士資格取得が困難でした。そこで心リハに関して規定のプログラムに従い一定時間研修を行った方に対して、学会から心リハ指導士受験資格を与えようとするのが本研修制度の目的です。
なお、日本心臓リハビリテーション学会の認定する心リハ指導士の研修は、心リハ指導士試験に合格し、指導士の資格取得をもって研修が終了したものとする。

3.の「または」以下の文は、本研修制度が発足してから加えられました。

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2)研修から指導士試験申請までの手順

  1. 研修期間は6月末から翌年3月末までの研修期間となります。今年の3月末ごろ、HPに研修についての募集要項が掲載されます。
  2. 書式一式が掲載されますので、よく要項を読み書類を調えます。A申請書類 B所属長の推薦状の2点が申請書類です。
  3. 申請期間に書類を事務局へ郵送し、Aについてはメールでも合わせて申請します。
    ※注意 例年Aをメールで送付することを忘れる方が多いので、ご注意ください
  4. 書類申請締め切り後、研修制度部会長が申請者の書類を確認した上で、問題のない申請者について研修施設とのマッチングを行います。
  5. 5月下旬頃にはマッチングを終了し、研修施設が決定しますので各申請者にご連絡します。
  6. 研修施設の責任者とよく連絡を取り合い、研修についての詳細を決めます。
  7. 40時間の研修を行います。10症例の症例報告についての指導も同時に受け、報告書を仕上げます。
  8. 研修終了時、研修施設の責任者が研修報告書を提出し、審査の後問題がなければ受験資格認定証が送付されます(4月上旬)。
  9. 4月の指導士試験申請期間に、必要書類をそろえて、事務局へ送付します。
    研修終了の受験資格認定証は、原本ではなく必ずコピーを送付してください。

3)研修参加に必須の条件

  1. 心リハ学会会員で心リハ指導士資格取得を希望しているが、心リハの経験がないために受験条件を満たせない方
    注)単に心リハに関する知識獲得や施設見学等の理由では応募できません。
  2. 心リハ学会の会員歴が、次回の指導士受験応募開始時(毎年4月)に連続して2年以上になっている方

    例 2025年の研修に申し込んで2026年の試験を受けたい
    受講できる方 2024年4月末までにご入会された方
    (2026年4月までに連続して2年以上の会員歴があるので可)
    受講できない方 2024年5月以降ご入会された方
    (2026年4月までに連続して2年以上の会員歴がないので不可)

4)全国研修施設

認定を受けた心リハ研修施設は27施設であり、以下の通りです(2024年4月現在)。

北海道循環器病院

北海道社会事業協会帯広病院

旭川医科大学病

岩手県立中央病院

秋田医科大学医学部附属病院

獨協医科大学日光医療センター

群馬県立心臓血管センター

順天堂大学医学部附属順天堂医院

東海大学医学部付属八王子病院

榊原記念病院

昭和大学病院

帝京大学医学部附属病院

北里大学病院

聖マリアンナ医科大学病院

心臓血管センター金沢循環器病院

やわたメディカルセンター

国立循環器病研究センター

神戸市立医療センター中央市民病院

兵庫県立尼崎総合医療センター

岡山大学病院

津山中央病院

九州大学病院

福岡大学病院

福岡県済生会二日市病院

福岡大学西新病院

徳島大学病院

関西医科大学