心臓病の治療について – その他の治療 Q.1
Question
在宅酸素療法
Answer
慢性心不全や先天性心疾患などのために睡眠時や体を動かしたときに呼吸が苦しくなる方は自宅でも日常的に酸素療法をする必要があります。これを在宅酸素療法といいます。酸素を送るチューブを鼻にあてて呼吸をすることで血液の中の酸素の量を増やし息苦しさを軽くします。そのことで心臓への負担が軽くなります。条件が満たされると保険適用され、在宅酸素療法が開始されます。在宅酸素療法が始まるときは、担当医に依頼された酸素供給業者が自宅に酸素濃縮器を設定することで自宅でも常に酸素療法がうけられるようになります。外出時には携帯用酸素ボンベを使って外出ができます。