よくあるご質問  

心臓病の治療について – 食事療法 Q.4

Question

水分量

Answer

心不全とは心臓の働きが低下している状態です。体内の水分量が過剰に増加すると、血液量が増えることになり、結果として心臓に更に負担がかかってしまいます。心不全患者さんの中には水分制限が必要な方がいますが、全ての人ではありません。水分制限が必要な場合とは、腎機能が悪い場合、重症の心不全の場合、心不全の管理が難しい場合がほとんどです。心不全が軽度であったり、管理が十分にできている場合は、水分制限は必須ではありません。また、水分制限は心不全の重症度や年齢、体格などで異なるため、一概に全員同じ量に制限すればいいものでもありませんし、夏と冬など、汗のかき具合でも異なります。ご自身に水分制限が必要かどうかは、気軽に医療スタッフにお尋ねください。