よくあるご質問  

心臓病の治療について – 食事療法 Q.3

Question

脂肪

Answer

肥満は心不全を含む心臓病の危険因子のひとつです。脂肪(脂質)は炭水化物(糖質)より高カロリーで、脂肪の摂りすぎは肥満の原因となります。脂質を抑え、適正量の糖質を摂るように心がけましょう。
コレステロールの摂りすぎは動脈硬化を招き、心臓病や脳梗塞の原因となりえます。何よりも大事なことは、コレステロールを多く含む食品を摂りすぎないことです。代表的なものとしては、脂身の多い肉、魚の内臓、卵などがあります。食物繊維を多く含むきのこや海藻、こんにゃくなどは、カロリーが低く、コレステロールの吸収を下げる効果があるとされていますので、副菜などにお勧めです。アルコール飲料や甘いものは、コレステロールや中性脂肪を増やし、肥満の原因になりますので、摂りすぎないようにしましょう。