栄養学の面からアプローチ Q.4
Question
濃い目の味付けが好みなのですが・・・。
Answer
食塩は調味料としてよく使われていますが、摂りすぎると血圧を上げたり、血液量が増したりして、心臓に負担をかけます。
食塩に含まれるナトリウムは、体内に水をとどめる働きがあり、食塩を多く摂ることで体液の料が増加し、血圧が上がると考えられています。
このため、心不全の人には、食塩と水分の制限があることは、よく知られています。
食塩の1日の総摂取量は10g以下にしましょう。すでに心臓の働きの弱っている人や、血圧の高い人は1日8gあるいはそれより少なめに抑えましょう。高血圧予防には、男性9g未満、女性7.5g未満です。